世界なんだこれミステリーでは
秋田県にある“ガードレール”から
「人の声が聞こえる!?」と噂の場所が検証されています。
その場所は秋田県のどこにあるのか、
詳しい場所やその理由について調べてみました!
秋田県のしゃべるガードレールの場所は?
「しゃべるガードレール」は、
秋田県の男鹿市にあります!
秋田県の男鹿市にある、
西部承水路(せいぶしょうすいろ)の
南西側に面したガードレールが、
世界なんだこれミステリーで紹介された
「しゃべるガードレール」と言われている場所です。
調べてみると、いろんな番組で取り上げられている
有名な場所なんですね!
近くの画像はこちら!
※画像奥にあるのがNHK秋田放送局の電波塔です。
ガードレールの反対側にある
日本放送協会秋田放送局大潟ラジオ(第二)送信所
の電波塔を目指して行き、
西部承水路をはさんで反対側の道が
しゃべるガードレールの場所になります。
秋田県のガードレールがしゃべる声や理由は?
ここのガードレールに耳を近づけると。
人の話し声が聞こえるのですが、
その「声」は韓国語のようだといいます。
そして、その声が聞こえる理由とは、
『NHK秋田第二放送局の大潟村送信所の
AM電波が干渉しているため』
どういうことかと調べてみると、
『ゲルマニウムラジオと同じ原理が
ガードレールで起こっている』
ということです。
ゲルマニウムラジオとは、
電源を使わない原始的なラジオのことで、
その原理は、電波がアンテナにぶるかる時に
発生する微弱な電流だけで回路を振動させると
小さな音が出るので、
それをイヤホンで聞くというシンプルなものです。
電波をとらえるためにはアンテナが必要です。
アンテナは、電波をとらえる網のようなもので、
ラジオ放送では、テレビなどとちがって
放送局の電波が強いので、
かんたんなアンテナでも電波をとらえることができます。
屋外に長く張るほど、
電波をよく受信することができます。
ですので、この場所では、
ガードレールがアンテナとなり、
全体が振動することで音が出ていたんですね!
しかも、
ゲルマニウムラジオの小さなアンテナに比べると、
ガードレールは非常に大きいため、
電波がぶつかる面積も大きく、
発生する電流も大きくなるので、
イヤホンを繋げなくても聞こえるほどの
音量を発生する事ができるようです。
ガードレールと電波塔の間にあるのは水路のみで、
電波を遮る障害物は何もなく、
距離もわずか300mという好条件!
条件が重なって人のこえが聞こえる
ガードレールと言われるようになったんですね!
ゲルニウムラジオは作製することが出来るので、
お子さんの夏休みの自由研究なんかにもいいかもしれませんね。
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