「所さんお届け物です」では東京都深川の
商店街に!
江戸切子を作る「グラスラボ」の砂切子は、
伝統的な平切子とサンドブラスト
という技術を合わせた最新の江戸切子で、
グラスに水を注ぐと変化するという不思議な
グラスとして紹介されていました!
通販購入できるのか、店舗や値段とともに
調べてみました!
江戸切子とは?
江戸切子(えどきりこ)とは、
ガラスの表面にカットを入れる技術自体のことです。
「切子」は、カットグラスの技法を使い、
装飾を施したガラスの事で、
カットグラスの和名・日本名です。
ですので、
切子 = 国産、手作りとは限らないのだそうですが、
「江戸切子」は、
東京都指定伝統工芸に指定されており、
また、葛飾区指定の伝統産業です。
江戸期から伝わる伝統的な模様
(菊繋ぎ・矢来・籠目・魚子(ななこ)等)を施す
切子の一連の技術を、
職人さんがハンドメイドでカットして
製作した国産の工芸品なんです。
砂切子とは?
「所さんお届け物です」の中で
紹介されていたのは、江戸切子のなかでも
「砂切子」 と呼ばれる最新の江戸切子。
「砂切子」とは、
江戸切子の技法“平切子”と
“サンドブラスト”を掛け合わせた新しいガラスの表現方法。
日本の伝統的工芸品に指定されている
「平切子」は、
通常はグラスの口磨きや皿の底面を
平らにする技術ですが、線で描く江戸切子と違い
グラス等に転用することで様々な仕掛け切子を作ることができます。
「サンドブラスト」は、
砂をコンプレッサーの圧縮した空気で放射することで、
0.15mmという極めて細かい彫刻も可能。
平切子”と“サンドブラスト”という、
両者の技術を組み合わせた新しい江戸切子を
生み出しているのが、
GLASS-LAB(グラス-ラボ) 株式会社です!
砂切子を作るグラスラボは兄弟で経営!
※画像左:隆行さん 中央:康夫さん 右:康之さん
砂切子の技術が施されたグラスを作る
「グラスラボ」の社長は椎名隆行さん。
社長の椎名隆行さんは、
1978年東京深川生まれの39才。
長男に生まれた椎名隆行さんは、
1950年創業・椎名硝子の3代目になる予定でしたが、
自分の性分には合わないと、
弟の康之さんが椎名硝子の跡継ぎとなり、
有限会社椎名硝子代表取締役に就任。
長男である椎名隆行さんは、
2014年まで不動産情報サイト
「HOME’S」を運営する
株式会社ネクストにて営業職として勤務し、
トップセールスを記録!
しかし、
30才半ばに差し掛かった頃、
先輩たちが起業することに刺激を受けて、
GLASS-LABを設立。
起業に際しては、次のように語っています。
広告系とITのノウハウと人脈を生かして
独立しようと思ったときに、それと何を掛け合わせれば
自分の武器となるのかと考えたときに、ガラスの加工業を始める人って
いないだろうということでGLASS-LABを立ち上げました。
次男の椎名康之さんの会社、椎名硝子では、
伝統技術である平切子を長年手がけ続けています。
平切子はガラス製品の底面を平にすることが
メインの技術で、
江戸切子が山型の刃を使って
線で表現するのに対し、
平切子は大きな刃を使って
面を作っていく切子で、とても難しい技術なのだそうです。
それゆえ、
平切子は、全国でも職人の数が少ない、
とても貴重な技術として知られています。
椎名硝子では、父の椎名康夫さんが平切子を担当されています。
弟の康之さんは、社長でありますが、
サンドブラスト加工を行う職人としても
活躍されています。
康之さんは、サンドブラストという
コンプレッサーの圧力と細かな砂を使って
グラスの表面に彫刻をする加工を、
0.15mmという極めて細かな細工が出来る
くらい手先が器用なのだそうです!
椎名硝子は、硝子工場の方から
『技術が世界レベル』と言われたほどの
精度の高さを誇り、
その技術を生かし、
オリジナル製品を提案したいと「GLASS-LAB」
を立ち上げた椎名隆行社長。
砂切子以外にも、
多数のガラス製造業者と連携し、
日本のみならず世界中のガラス製品の加工を手がけています。
グラスラボの工場見学・体験・店舗はどこ?
GLASS-LABの所在地である清澄白河が
コーヒーの街として注目を集めだすタイミングで、
自社の工場見学をスタートさせ、
また、
ガラスの加工体験(醤油さし・万華鏡)を始められています。
グラスラボの工場見学・体験・店舗はこちら!
グラスラボの醤油さしは液だれしないと
評判なのだそうです^^
対応日:土曜・日曜日
対応時間:10:00~16:00
【料金】
工場見学:参加無料(事前予約・万華鏡体験有)
醤油さし体験:¥4,000-/1ヶ 30分~60分(工場見学有)
ご予約は03-6318-9407まで
グラスラボの水で変化する砂切子の通販は?
グラスラボの砂切子【サクラサク】は、
通販で購入することが出来ます!
水を入れることで屈折率が変わり、
グラス底面に彫刻した桜模様が側面に映りこむ、
まるで“万華鏡”のような魔法のグラスです。
⇓
水が入ると模様が浮かび上がっていますね!
グラスの生地には、
ライトブルーのグラスにピンクがコーティングされた
「特注」の2重構造のグラス“被せ硝子”が使われており、
そしてその“被せ硝子”に底面には桜を彫刻、
側面には一定の角度で平切子が施されています。
GLASS-LAB グラス・ラボ 江戸切子 砂切子 S-103-001 サクラサク ロックグラス 酒器 ギフト お祝い 食器 ブランド 結婚祝い 内祝い
また、こちらの北斎グラスも人気だそうです。
北斎グラスはサンドブラストと平切子
という技法をグラスの前と後ろで駆使して加工し、
硝子越しに葛飾北斎の画が美しく見ることが出来ます。
制作約1か月超待ちの人気グラスだそうですよ^^
GLASS-LAB グラス・ラボ 北斎グラス 江戸砂切子 S-101-001 瑠璃 神奈川沖浪裏 ロックグラス 酒器 ギフト お祝い 食器 ブランド 結婚祝い 内祝い
グラスの販売以外にも、
オリジナルのグラスを加工してくれるサービスなどもあります。
一つ一つ職人さんが手作りで作るので、
生産には時間がかかりますが、
思い入れのあるグラスを作ることが出来そうですね^^
グラスラボ料金体系